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マルコの福音書5:21~43
2005年5月1日
■ 汝(な)がわざを為し給え / マルコの福音書5:21~43 (2005-05-01)
イエスの前に一人の男がひれ伏した。彼の名はヤイロ。会堂司である。彼の12歳になる娘が死に掛かっていた。もはや、医者のなす術もない。完全に危篤状態に陥ったのである。ヤイロはこの時まで、医者だけを頼りにしていたのであろうか。この事態になって初めて「ナザレのイエス」なら直してくれ...
マルコの福音書5:1~20
2005年4月24日
■ 向こう岸で起こったこと / マルコの福音書5:1~20 (2005-04-24)
イエスは何故、敢えて弟子たちと危険な目に会いながら、向こう岸へ渡ったのか。聖書を読んで行くと、やがて見えて来る深い真理に出会う。先ず、向こう岸の異邦人の村で、イエスの一行を出迎えたのは、村長や土地の権力者ではなく、「汚れた霊にとりつかれた」危険な男であった。異常な力を発揮し...
マルコ4:35~41
2005年4月17日
■ 向こう岸へ渡ろう / マルコ4:35~41 (2005-04-17)
夕方のガリラヤ湖、岸辺で遠巻きにしている群集を前にして、イエスは小舟に乗られたまま話をされていたが、急に弟子達に言われた。「向こう岸へ渡ろう!」。イエスは弟子達との短い航海を求められたのか。又は向こう岸に急用を思い出されたのか。敢えて危険な夜の湖に小舟を出される意図は何であ...
マルコの福音書16:1~14
2005年3月26日
■ いのちが死を呑み込んだ日 / マルコの福音書16:1~14 (2005-03-27)
約二千年前のその朝、世界は変化を開始し始めた。人類の歴史の変革が始まったのである。この朝、道理も物理も生化学も文化の価値観も、変わらざるを得ないものとなったのである。それは、小さな国の狭い場所で起こった。人間が瞬時に変えられるきっかけとなる要因となる事件起こったのである。 ...
マルコの福音書14:27~36
2005年3月12日
■ 神よ、あなたからの杯は飲めません / マルコの福音書14:27~36 (2005-03-13)
最後の晩餐を終え、イエスと弟子達はオリーブ山へ向かった。その途上、イエスは弟子達に言った。「あなたがたは皆、躓く。『わたしが羊飼いを打つ。すると、羊はちりじりになる。』と書いてあるから。」ペテロは即座にイエスに言った。「私だけは決して躓きません。」...