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新約聖書/ピリピびとへの手紙
2019年5月12日
■栄光からの脱出/ピリピ3:4~11
1960年、「栄光への脱出」という映画が作られたが、そのタイトルは物凄くインパクトがあり、多くの日本人は覚えておられるだろう。 私など映画は知らなくてもタイトルは知っている。 (と、いうことで早速DVDを注文した次第です。)...
新約聖書/ヨハネ福音書
2019年5月5日
■あなたはわたしを愛するか?/ヨハネ21:12~22
ガリラヤ湖の淵をゆっくり歩く弟子達、そして復活のイエス、どうイメージしても考えてもそれを画にするのは難しい。 よみがえりのイエスを画家はどう描く? 朝食後立ちあがり、歩き始めたイエスが思い出したかの様にシモンの顔を見て言われた。...
新約聖書/ヨハネ福音書
2019年4月28日
■気だるい朝に/ヨハネ21:1~14
2019年四月の終わり、今は亡き一人のロック・シンガーの事が新聞の小さい記事にあった。 忌野清志朗さん、派手な衣装と歌と人生だった。 だが、多くの人々が彼に親しみを覚え、その歌と歌詞に心を掴まれた。 2009年五月、58歳でその人生を閉じた。 沢山の人が彼の死を悼んだ。...
新約聖書/ヨハネ福音書
2019年4月21日
■初まりの始り/ヨハネ20:1~20
クリスチャンの大きな勘違いの原因は何処にあるだろう? それは自分など勝利者になれない、敗者であると思い込んでいること。 勝利者になるためには信仰が生ぬるい、足りない・・・これぞ個人崇拝である。 つまり、自分が勝利していないことが問題だと思うことだ。...
新約聖書/マルコ福音書
2019年4月14日
あなたも逃げますか?/マルコ14:57~72
過ぎ越しの祭りを控えた木曜日夜、イエスを捕えてはみたが、彼らは何ひとつイエスを追い詰める罪状を手にしなかった。 偽証する者を立ててはみたが、余りに芝居じみていたため、確証を得るには至らなかった。 真夜中のしかも議員の大勢欠席者がいる中での密告裁判だった。...
新約・第二コリント
2019年4月7日
イエスが主・Ⅱコリント4:17/使徒15:31~41
創造主である神の御目からすれば、人は土の器でしかない。 つくずくそう思う。 人は土地の塵によって造られ、死んでしまえば灰と塵しか残らない。 葬儀を幾度も仰せつかって来て、最後は常に同じ思いを抱かせられる。 つい数日前まで、生きてこの世に存在していた人が、数十分前まで遺体であ...
新約聖書/使徒の働き
2019年3月31日
■GLORY TO HIS NAME/使徒9:1~20
もうふた昔くらい前の出来事。 私の近所に住んでおられたおじいさんは、大分前に上北沢の駅に近い場所にいたとき、当時有名なキリスト教の牧師と顔なじみになったらしい。 或る日、その方が半紙に筆でもって、さらさらと走らせた絵文字。 それは額に入れられて居間に飾られた。...
新約聖書/使徒の働き
2019年3月24日
サウロの見たイエス/使徒7:51~8:1
生粋のユダヤ人、生まれて八日目の割礼を受けた血筋は12部族ベニヤミン。 イスラエル民族、生粋のヘブル人。 律法においてはパリサイびと、70人議会に属し、やがてはラビとして君臨したであろうダークホースでエリート。 キリキヤの美しい海辺の町タルソで生まれ、幼い時から叩き込まれた...
旧約聖書/創世記
2019年3月17日
メソポタミヤのキリスト/創世記11:27~12:4
クリスチャンであっても、ついつい使ってしまう言葉がある。 それは「たまたま」とか「偶然」である。 ずっと使い続けた慣れとは恐ろしいほどだ。 しかし、創造主である神を信じ、御霊なる方を信じているのであるなら、「偶然」も「たまたま」も無いと思う。...
旧約聖書/サムエル記
2019年3月10日
■信仰の理/1サムエル15:7~30
イスラエル初代の王はサウルという男。 彼は他の誰よりも肩から上の分、背が高かった。 そして彼はイスラエルの誰よりも美しかった、と聖書は言う。 彼は主なる神によって見いだされ、預言者サムエルから王として油を注がれた人。 その際、サウルは神の御霊に満たされ、預言した。...
旧約聖書/レビ記
2019年3月3日
■アザゼルの山羊/レビ記16:1~22
遠い昔、祭司であったモーセの兄アロンは特別に改まった顔で装束を揃えていた。 今から始まるのは「贖罪の儀式」であるからだ。 「贖罪」とは「ひとが犯した罪を動物の血をもって代価とし、神に捧げる(支払う)。」ことである。 アロンは聖なる亜麻布で作られた長服を着、亜麻布の「ももひき...
旧約聖書/申命記
2019年2月24日
■神の嗣業を担ったひと/申命記3:18~29
就きたくもない仕事をいきなり目の前に突き付けられ、後ろから首根っこを掴まれ、無理やり押し込まれた職場、そこで耳にするのは来る日も来る日も職場の連中の我儘と不平不満ばかり、朝から晩まで愚痴と批判。 そんな人生に40年も付き合わされたら、どうだろう。...
新約聖書/エペソ人への手紙
2019年2月17日
■宝は土の器の中に/Ⅱコリント4:1~7
人間、誰しもが通らねばならない道に二つの大きな門がある。 一つ目の門はこの世に自分が生まれたということ。 生まれる時、自分自身はそのこと事態を自覚しなかったし、特別な努力をしたわけでもない。 生まれ出る状況を覚えている人などいない。...
新約聖書/ヨハネ福音書
2019年2月10日
■天の神を父とする/ヨハネ8:38~47
今週と来週の日曜日に分け、教会では計6名のバプテスマ(浸礼)がある。 大分、以前であるが、若者たちがまとまってバプテスマを受けたことの記憶がある。 しかし、今回の人々はいわゆるゴスペル・ソング経由ではない。 つまり、その人生でイエスに出会い招かれてのバプテスマである。...
新約聖書/ヨハネ福音書
2019年2月3日
■あなたに命を与えた方/ヨハネ6:34~52
常識外であると思いつつも、言いたい放題を前提に個人的に思った事。 それは「キリスト教と呼ばれる道」此処ほどにシンプルで、分かり易いものはないと思う。 だからこそ、逆に迷う人が多いのかも知れない。 シンプルは嫌われ、こむずかしいのが好まれる人間世界。...
新約聖書/使徒の働き
2018年12月2日
■摂理と罠/使徒の働き27:20~32
私は1980年初頭、アメリカのロードアイランド州にある家内の親戚の家を訪問した。 その州都はprovidence(プロヴィデンス)。 全くアメリカらしくない町、家、人々と思っていたが会話は米語だった。 「此処はまるでイタリアみたい・・・家の間取りはこじんまり、壁紙はヨーロッ...
旧約聖書/創世記
2018年11月25日
■神のテリトリー(領域)/創世記24:1~15
アブラハムがひとり息子イサクの嫁さがしに腐心していた頃。 彼等が住んで居たカナンの地にも、アブラハムという族長の跡取り息子イサクに娘を嫁がせたい親は十分いた筈である。 だが、五穀豊穣の男神、女神を祭りあげているカナン人の地には、イサクに相応しい嫁候補は求めなかったし、宗教モ...
旧約聖書/創世記
2018年11月18日
■?も悪くはない/創世記22:1~12
至極当前のことではあるが、人間は神を知り尽くす(見極める)ことなど皆無である。 但し、キリスト教が伝える神は、人間の魂を救済するために、ご自身がひとのかたちをとってこの世に降りて下さった(クリスマス)ことで、信徒としては神を知ることにかけて大きな助けとなった。...
新約聖書/使徒の働き
2018年11月11日
■アンテオケの夜明け/使徒の働き11:19~26
シリヤのアンテオケ、その地はイエス・キリストが世界宣教への足場を固められた地であった。 イエスが復活され、そして天に挙げられた後しばらくは、救い主イエスという存在はユダヤ人だけのメシヤ観だったこともあり、イエスの死と復活の福音情報はユダヤ人だけにしか語られなかった。...
新約聖書/ヨハネ福音書
2018年11月4日
■イエスは神/ヨハネ2章:13~25
克己心(こっきしん)ということば、自分の弱さを克服しようという心意気だと言う意味。 ひとそれぞれは大方が取り組んで来た、己の心を鍛えること。 ああ、それなのに、それなのに・・・ 見事な惨敗ぶりだった。 箴言18:14が言っている。...